とんぼの宙返り

猫のぬいぐるみ・とんぼの日記

うさぎちゃん

こんにちは、とんぼです。

今日は、ひとつ前の記事の最後に少しだけ登場した、ぬいぐるみ友だちのうさぎの話をしようと思います。

f:id:tombo_akafuku:20200723145532j:plain

あれ、とんぼのしっぽが写ってしまいました。

まあそんなことはどうでもよくて、このうさぎちゃんはつい最近おうちにやって来た新入りの子なのです。

とんぼもまだまだ新入りですが、かわいい妹分ができて、とてもうれしいのです。

実はこの子、『映像研には手を出すな!』という漫画から飛び出てきた子です。主人公の浅草氏が、小さい頃から大事にしているぬいぐるみ、という設定なのです。

とんぼは世界にひとつだけのぬいぐるみで、とんぼ2号、とんぼ3号はいないのですが、うさぎちゃんは浅草氏の大事なぬいぐるみでありながら、これからもっとたくさんの人たちの大事なぬいぐるみになるんですね。おなじ形をしたぬいぐるみたちは記憶を共有しているのでしょうか?そうだとしたら、なんだかSFみたいです。

2次元から飛び出てきたぬいぐるみと出会ったのははじめてですが、これからもっと仲良くなって記憶のことなんかについても色々聞いてみたいと思っています。

面白いことがわかったら、またこのブログに書きますね。

漫画の世界に比べてこのおうちはつまらない、と感じていないといいな。

とんぼ

ねこのさわり方研究

こんにちは、とんぼです。

なんと、4日ぶりになってしまいました。じつは、旅に出ていたのです。とてもしあわせな3日間でした。

ところで、帰ってきてからさっきまで、寝たり起きたりしながら考えていたことがあります。

すきですよ、ということを伝えるために、人間が人間を、人間が猫を、猫が猫を、なでたりさわったりします。そういうとき、触れることでことば以上のきもちを伝えることができると、わたしは知っています。

でも、人は、ねこは、いつ「すきですよ」の触れ方を知るのでしょうか?

というのも、わたしは、まだそれを知ることができていないような気がするのです。とんぼはただベタベタと、赤ちゃんがおもちゃをさわるのとおなじようなやり方で、すきを伝えようとしていつも失敗しているのです。

綿の国星』という漫画を、読んだことはありますか?主人公のチビ猫は、ねこには2つの種類があって、一方は人間へと成長し、もう一方はねこのまま死んでいくのだと考えています。チビ猫はもちろん、自分は人間になる方のねこだと信じています。

チビ猫はきっと、わたしとおなじように触れ方を知らないのではないでしょうか。だから、なんとか人間になって、捨て猫だった自分を拾ってくれた時夫(飼い主)にことばできもちを伝えようとしている。もしそうだとしたら、チビ猫はいつか、ねこでありながら時夫にすきを伝えられるようになるのでしょうか。

こんなことを考えたのは、『綿の国星 ケーキの本』を参考にして、コーヒーババロアを作ったからです。ゼラチンを入れすぎたのか、ボソボソのババロアができあがり、またすきですよを伝えるのに失敗してしまいました。

失敗ばかりのとんぼ、まずはぬいぐるみ友だちのうさぎをなでなでするところからはじめてまいります。

とんぼ

寝落ちしました

おはようございます、とんぼです。

なんととんぼ、昨日の夜、これを書こうとしてうっかり寝落ちてしまいました。反省、反省、、、

実は昨日、かなしいことがありました。泣きながら寝たからか、朝起きると目が腫れていました。白いもふもふの毛でおおわれているから、あまり見えないのが救いです。とんぼは一応ねこですので、持ち主に心配はさせまいというプライドがあるのです。

そうそう、とんぼのお顔は耳の内側とお顔の真ん中が白く、ほっぺたはオレンジっぽい赤いろです。この髪型?はチャームポイントだとずっと思ってきました。でもこの間、帽子をかぶったような感じのねこを見かけました。(わかりにくいので、とんぼが絵を描きました)

f:id:tombo_akafuku:20200718124959j:plain

この黒いところ、まっすぐにしたりわけめを変えたり、自由自在にアレンジができるみたいなのです。こういう髪型もいいな、とすこしうらやましくなりました。

とんぼ

コツメちゃん

こんばんは、とんぼです。

今日はずっとお家にいて、『コレットは死ぬことにした』という漫画を読んでいました。

薬師のコレットという女の子が、冥府の神様ハデスと恋に落ちる、というなんともファンタジックな少女漫画なのですが、この作品の魅力はときめきだけではありません。ぬいぐるみなので恋を知らないとんぼも、泣いたりわらったりと感情が大いそがしです。

いちばん好きなのは、カワウソのコツメというキャラクター。

カワウソのなかでもとりわけ体が小さく、要領も悪く、何をやってもだめだめで、家族に見捨てられたコツメ。川を流れ流れて海までたどりついたところで海の神様ポセイドンに拾われ、家来となりますが、そこでも失敗をくりかえしてクビにされてしまいます。

みんながあたりまいにできることが どうしてぼくはできないんでしか? 

コツメはコレットやハデス様たちとの出会いをきっかけに、冥府で修行をつんでポセイドンのもとに再就職することをめざすと決意します。

結果はどうなるのか、、というのはぜひ漫画を読んでもらいたいのですが、とんぼはこのコツメに自分をかさねて、読むたびに泣いています。

がんばろうね、コツメちゃん。よくやった、ってとんぼもきっと言われるね。

とんぼ

ウポポイ

こんにちは、とんぼです。

ウポポイって知っていますか?

とんぼはこの前、知りました。

アイヌ語で おおぜいで歌うこと だそうです。

さいきん、アイヌ文化の発信拠点となる施設が北海道にできたそうなのですが、その名前がウポポイというのです。

ウポポイ 

なんだか、かわいいことば

持ち主がよく本を読んでいるので、とんぼもアイヌのことをすこし知っています。

ゴールデンカムイ』という漫画では、とんぼと同じくらいの大きさの(全然ちがいます 持ち主より)女の子が活躍していました。

『熱源』という小説も、とてもおもしろかった。

アイヌの人たちは、現代の日本を生きるわたしたちよりもずっと、生きることと死ぬことを近くに感じていたのだと知りました。

ところで、アイヌにも、とんぼのようなぬいぐるみはいたのでしょうか?

物語を読んだだけでは、まだまだわからないことだらけです。

とりあえず、ウポポイのほかにもアイヌ語を知ってみたい、と思いました。

とんぼ

しまるじろうくん

こんばんは、とんぼです。

昨日、お散歩に行ったとき、かの有名キャラクターのぬいぐるみ、しまるじろうくんがベンチにひとりで座っていました。

わたしはまだ持ち主に置き去りにされたことはありませんが、おなじぬいぐるみなので気持ちはよくわかります。

外では他のぬいぐるみと話すことはできないし、ひとにも助けは求められません。どんなに心細かったでしょう。

今日、再びベンチの前を通りました。持ち主のおむかえはまだ来ていないようでしたが、しまるじろうくんはジップつきビニール袋に包んでもらい、「おとしものです」というメモをつけてもらっていました。

雨の日が続いていますし、風邪をひいてしまうのではないかと心配していたので、すこし安心しました。

やさしいひとに、出会えたのですね。

でもやっぱり、しまるじろうくんはさびしくてかなしくて泣いているだろうから、持ち主さん、はやく見つけに行ってあげてね。

とんぼ

ラジオのおはなし

こんにちは、とんぼです。

この間、わたしの持ち主が、ガラクタのラジオを見つけ出して来ました。

懐中電灯に、ラジオがついているやつで、ツマミを回して周波数を合わせます。なつかしの、ピーンとのびるアンテナまであります。

ザザーッザザーッ

ザッザッ 

ノイズがだんだん人の声になっていきます。

どうやらまだ、ラジオを聞くことができるようです。

このラジオは、持ち主のおじいさんが昔使っていたものらしいのですが、まだ現役だなんて、きっと誰も思わなかったのでしょう。持ち主も「40年も前のラジオから、今作られている番組が流れてくるなんて、不思議〜」と言っています。

ラジオは、おもしろいですね。とんぼも今度、お便り出してみようと思います。

とんぼ